伝七捕物帳 懺悔に咲いた父娘舟

伝七捕物帳」141話 「懺悔に咲いた父娘舟」

客演は、安部 徹/池波志乃/島田順司。安部 徹(茂兵衛)と池波志乃(おしの)は貧乏長屋暮らしの親子。しかしなぜか空き巣に入られる。そして易者から、顔に死相が出ているから、それを逃れるためには善行を施せといわれるのだが、その後、いろいろな家に五十両が投げ込まれるというおかしな事件が。伝七は十年前の三人組の盗賊が関わっているとにらむのだが。島田順司は、もと盗賊の手下で、池波志乃をたらしこもうとする、はずだったが結局善人側にまわることに。このシリーズで善人役ははじめてか。安部 徹はいつも悪役なのに、今回だけは善人。といってももと悪党だが。

ただでさえ、20分すぎたくらいのところで話のネタがばれているのに、捕り物の前に登場人物がぜんぶしゃべってしまうというのはどうなのよ。うーん。

脚本内田弘三、監督長谷川洋。