広島交響楽団 モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」、ハイドン「交響曲第94番」

モーツァルト交響曲第14番」「ピアノ協奏曲第23番」「交響曲第24番」、ハイドン交響曲第94番 驚愕」、秋山和慶(指揮)、伊藤恵(ピアノ)、広島交響楽団アステールプラザ大ホール、2008.9.12

図書館に立ち寄ったら、人がわらわらと集まっていたのでこれはいったい何?と思ったら、演奏会だった。当日券があったのでついでに行ってしまいました。

モーツァルトのピアノ協奏曲第23番は、まあ並の出来というところ。伊藤恵は、そつのない演奏をするが、そんなに上手という感じではない。アンコールピースのモーツァルトソナタ(番号がわからない)はけっこうよかった。

ほかのモーツァルト交響曲は、そんなに盛り上がるような曲ではないので、肩慣らしという感じ。

ハイドン交響曲第94番は、けっこう良かった。鳴らすところではきちんと鳴っていて、きちんと曲をまとめていた。端正な演奏。

最前列で聞いていたので、音のバランスはよくなかったが(ピアノの真ん前にいたのでガンガン聞こえすぎた)、弦楽器の聞き分けがよくできて、これはこれでおもしろかった。

どうでもいいことだが、隣に座っていた60歳くらいのおじさん!あなたが演奏途中に拍子をとったり、体をしょっちゅう動かして衣擦れの音とか、パンフレットやプログラムの紙がこすれる音がずっと続くので集中できないんですよ。いい年をして演奏会に来ているんですから、演奏の最中くらいじっとしててください。まったくもー。