三国演義 鳳雛落坡

三国演義」第50集 「鳳雛落坡」

まず劉備劉璋に兵糧と兵の借用を申し入れ、それに対する答えがはかばかしくないので、?輾統が三つの策を献じ、その後張松の死が知らされることになっている。また劉璋からの借用への返事に対して、劉備が怒っている様子もない。たしかここは?輾統の策で、孫権を助けに援軍と兵糧の借用を劉璋に申し入れ、それが断られて劉備が怒り、西川攻略を決意したことになっていたはずでは・・・。

?輾統の死はかなりていねいに描かれていて、死ぬ間際にも?輾統はいろいろ台詞を言っている。劉備から与えられた白馬に「おまえももう主公には会えない」とか。でも?輾統は死にかけていても馬はピンピンしているんですが・・・。それに?輾統は全身に矢を受けて死んだ、はずだが、ここでは二本くらいしか矢を受けていない。劉備は?輾統の死を聞いてまたもわんわん泣いている。劉備による?輾統の葬儀の場面もあり。

その後は、劉備の報せで?輾統の死を悲しむ留守の将たちと、諸葛亮の指令、諸葛亮張飛の先着の賭け、でおしまい。諸葛亮関羽への指示は、後の関羽の死の伏線になっているので、ここもていねいに描かれている。