伝七捕物帳 飛び込んできた女狐

伝七捕物帳」118話 「飛び込んできた女狐」」

客演は、加賀まりこ津山登志子/湊 俊一。ちょろ松が拾ったかんざしがきっかけで、抜け荷が行われているらしいことがわかる。そんなときに、文治のところに、お葉=加賀まりこが「昔生き別れた姉さんだよ」といきなり現れる。文治はよくわからないながら、加賀まりこのいうことをそのまま聞いておくことにするのだが・・・。

赤っ鼻とちょろ松が、変な道具で伝七のようすを探ったり、新吉が抜け荷の下手人にさらわれたりする。加賀まりこは、抜け荷商人のスパイなのだが、可愛いなあ。だいたいこの頃30歳くらいか。捕り物の前にさらわれた新吉と、津山登志子の父親(抜け荷の手伝いをさせられている)が助け出されるのだが、これは捕り物の後にすればいいのに。前回謎解きに話が振られていたので、今回は人情話に振られたらしい。

脚本内田弘三、監督長谷川洋。