三国演義 割鬚棄袍

三国演義」第47集 「割鬚棄袍」

馬騰曹操におびきよせられる場面はナレーションで片付けられ、話は馬騰曹操の前に引き出されるところから。で、話はただちに馬超曹操攻めへ。戦闘シーンはちゃんとロケで撮影している。「赤い戦袍を着たのが曹操だ」「髯の長いのが曹操だ」「髯の短いのが曹操だ」の台詞と場面もみな収録されている。曹操が騎乗しながら髯を切ったりするところは特殊効果だが、曹操役の人もなかなかたいへんである。

あとは潼関での西涼軍と曹操軍の対陣。曹操が崩れ落ちる土塁に手を焼いていると、水をかけて凍らせるアイディアを思いつくのは、曹操の地方官の誰かだったような気がするが、劇中では曹操自身が思いついたことになっている。見せ場は馬超と許?權の一騎打ち。馬超は甲冑をつけているが、許?權は上半身裸、下半身も下履きだけ。これで対等に打ち合えるのだったら、絶対許?權の方が強いことになるが・・・。

結局西涼軍は賈?氛の離間策にはまってあっさり敗走。モロイ・・・。

この回で第二部「赤壁塵戦」はおしまい。わかったことは、内容をかなり省略していたのは第一部「群雄逐鹿」だけで、赤壁以後が詳しくなったのはやはり諸葛亮を主役にしたいかららしい、ということ。残りは34話分。先がだんだん短くなってきた。