三国演義 智激周瑜

三国演義」第31集 「智激周瑜

孫権の前に出ては、わざと孫権を怒らせて話を有利に運ぼうとする諸葛亮。使っている盃が、いままで使われていた三つ足のものでなく、深皿のようなもので酒を飲んでいる。たまたまなのか?それとも江東の風習か?

迷いのさめぬ孫権周瑜を呼んで大事をはかることにする。しかしこのドラマの周瑜はやっぱり美しくない。ただ、白い衣装で、冠にも宝玉がついているところは、さすがにおしゃれ周瑜。この回はサービスで妻の小喬も登場。絶世の美女というわけにはいかないが、けっこうな(もちろんこのドラマの美人度で計ってのこと)美人である。周瑜はなかなか愛妻家。なぜか小喬は主戦派で、夫を説得しようとすることになっている。それはちょっとやりすぎのような・・・。これも孔明周瑜を怒らせる伏線になっているので、まあいいですが。

諸葛亮周瑜の前で、曹植作という「銅雀台の賦」をうたい、詩の字句を巧みにすり替えて周瑜を怒らせる。中国人が詩を朗読するのは独特のリズムがあって、聞いていて心地よい。それにしても、呉は、文官から周瑜孫権までみな諸葛亮に手玉にとられ、まるっきりアホぞろいである。呉ファンは見ていて腹が立つだろう・・・。