伝七捕物帳 怒りの十手

伝七捕物帳」56話 「怒りの十手」

客演は、松山省二/磯野洋子/常田富士男。凶賊つむじ風一味が町を荒らし回り、奉行所も手をつけられない。松山省二と磯野洋子は主人の敵、親の敵とつむじ風一味を追って江戸に出てくる。一方、伝七と赤っ鼻のライバル、稲荷町の三造(玉川伊佐男)が自分のシマだと言い立てて調べを邪魔してくる。なんとこの三造こそ、つむじ風の頭目その人だったのでした。伝七はそのことに気づいて、ひそかに罠を張る・・・というお話。

三造はなんとなく怪しいのだが、話が半分ほど進んだところで正体がだいたいわかってしまうところがちょっと難。がってんの勘太はやっと出てきた。前回立ち回りがなかった反動?で、今回は殺陣が多い。もう少し話の構成に工夫があれば佳作になったのに。