7月24日通りのクリスマス

7月24日通りのクリスマス」、大沢たかお中谷美紀ほか出演、村上正典監督、「7月24日通りのクリスマス」製作委員会、2006

これは最悪。中谷美紀は地味なメガネの役所の職員で、それがキレイになって憧れていた先輩とラブラブに…というそれだけの話。いまどき少女マンガでもこんなベタベタな話では見向きもされないだろう。とにかく台詞がダメ。肝心なところを中谷美紀がモノローグでべらべらしゃべる。話の設定を登場人物が全部自分でしゃべるなんて、脚本家は頭がおかしいのではないか?大沢たかおは大根。上野樹里、YOU、劇団ひとりらの役者もほぼ飼い殺し状態。台詞がダメなだけではなく、ストーリー自体がダメなので、原作の問題なのかもしれない。まあ中谷美紀も何でも出る人だから…。