ファイヤーフォックス

ファイヤーフォックス」、クリント・イーストウッドほか出演、クリント・イーストウッド監督、アメリカ、1982

これも今頃になってやっと見られた。ソ連の新型戦闘機というのが、ステルス、マッハ5で飛んで、武装は脳から直接コントロールできるという化け物飛行機。しかし単座の飛行機でパイロットは操縦中にどうやって武器をコントロールできるのか?とかいろいろあるけど、まあいいや。
映画の中身は、「あー、そんんはことしたら捕まっちゃうよ」とか「そんな飛び方じゃぶつかる」とかつっこみどころ満載なのだが、とっても楽しめる。ファイヤーフォックスの飛び方は、技術の進歩した今なら驚かないが、公開当時は「ありえなーい」となってたはず。でもそれも含めて楽しい。面倒なことを四の五の言わせずに楽しませるという点でヒコーキ映画の佳作。公開時に見られなくて、ほんとにもったいないことをしたと思う。
しかしザ・シネマで放送された吹替版は90分ちょっとしかない。タイトルやエンドロールもなし。調べてみると125分版と137分版(こっちが公開時のオリジナル)があるそうなので、そっちを見なければ。