メロディーって何?

「ヤング・ピープルズ・コンサート」「メロディーって何?」、レナード・バーンスタイン

1月1日の午前0時からクラシカ・ジャパンで集中再放送があったので全部録画。このチャンネルは飛び飛びで契約してるので、見ていない回がけっこうあったのだ。今頃になって、各話につけられた番号と放送順がまったくバラバラになっていることに気づく。そもそもなぜ残っているのが25回分しかないのか?DVDを買えばライナーノートにちゃんと書いてあるのだろうか。
まあそんなことはいいとして、この番組はどの話もめちゃめちゃ勉強になる。音楽を専門で勉強した人には当然の知識なのかもしれないが、単に好きで聴いてるだけの人にとっては発見だらけのエピソードばかり。この回は「メロディーって何」ということなのだが、メロディーがなさそうな曲にもこういう形でメロディーが入っているんですよ、メロディーはこういう要素で出来ているんですよ、というような話。対位法なんかも、ちゃんとパートごとに演奏してから、合わせてくれるので、なにるほどこれがこーなって、こーなって、と感覚的にわかる。わたし程度の耳では主旋律以外をちゃんと聴き取ってないから、ほんとに目から鱗が落ちるような感じ。最後の締めはブラームス交響曲第四番の四楽章。一番最初にこの曲を聴いたときは、確かに「メロディーのない暗い曲調の音楽」としか聴いてなかったもんなあ。こうして改めて聴けば、どういうふうにメロディーが仕込んであるかをきちんと納得させてくれる。演奏がまたよし。
このシリーズを全部録画したおかげでHDDの空きがなくなって、今日の「JSA」が途中切れに…。早くDVDに落としてスペースを作らなければ。失敗したのが初回放送でよかった…。