ダーティハリー3

ダーティハリー3」、クリント・イーストウッド、タイン・デイリーほか出演、ジェームズ・ファーゴ監督、アメリカ、1976

晦日に3、4、5を吹き替え版でやっていたので見てしまった。実はダーティハリーは1と2しか記憶にないのだ。それにやっぱりこれは吹き替え版でないと。山田康雄の声じゃないと見た気がしない(ほかのイーストウッドの映画だとそんなことはないのだが、なんでだろう)。
ハリーの相方は、あれ?「キャグニー&レイシー」のレイシーだ。知らなかったので調べてみたら、テレビシリーズでブレイクする前の出演作だった。殺人課に配属されてきた新人役でちょっと初々しい感じ。しかしレイシーであてられていた声を覚えているだけに、ちょっと甲高い、若い感じの女の声があてられているのはちょっと変な感じがする。
今回の敵は左翼テロリスト。「人民のために」の一言でばんばん殺しまくるし、突撃銃と携帯ロケットランチャーも持ってる。最後は市長を誘拐してアルカトラズ島へ。あれれ、レイシー撃たれて死んじゃった。はかない命だったねー。そして市長を連れて監視塔へ上る犯人を例のロケットランチャーで一撃。って、あんたがそれを使うんかい。まあマグナムよりロケットでバン!のほうが気持ちいいことは気持ちいいけど。哀れな市長と遅れて金をもってきたサンフランシスコ市差し回しのヘリコプターを尻目にハリーはひとり去っていくのでありました。