続青い体験

「続青い体験」、ラウラ・アントネッリ、アレッサンドロ・モモ主演、サルヴァトーレ・サンペリ監督、イタリア、1975

これも遠い昔に見たはずなのだが、当然ながらストーリーは一切記憶になし。改めて見てみると、エロガキのアレッサンドロ・モモは眉毛がつながってるなーとか、モモのガールフレンド役の子はかわいいなあとか、どうでもいいことにばかり気づく。またエロいシーンがほとんどない(描写だけとってみればR15にすらならないレベル)ことにびっくり。昔はエロい心で見ていたからそう見えたというだけのことだったのね。実際は水着のラウラ・アントネッリがサンオイルを塗るとか、ほとんどがほのめかし。セックスシーンも、背中くらいしか見せていない(あえぎ声もほとんどなし)。これは「エロいことをネタにした映画」で、「エロい映画」ではなかったのだ。似たパターンの映画が裸を入れて作ってしまっていることを考えるとこれはえらいことなのかもしれない。都合で「続」の方から見てしまったが、「青い体験」のほうもちゃんと見てみなければ。どうせストーリー上のつながりはゼロだろうからどっちから見てもいっしょだけど。