雨に唄えば

雨に唄えば」、ジーン・ケリーデビー・レイノルズ主演、ジーン・ケリースタンリー・ドーネン監督、アメリカ、1952

昔見たのはいつだったのか記憶にないが、今回見直してみて、「雨のダンス」の場面以外ほとんど覚えていなかったことが判明。この映画以外でもいろいろ取り上げられる場面なので、ここを覚えているのはいいとして、ほかを忘れているのはなさけなし。ストーリーがどうのこうのというよりはジーン、デビーに、ドナルド・オコナーを加えた三人の神業を味わうものなので、文句を言わずにたのしめる。最後は悪がほろびてハッピーエンド(よく考えると、一番悪い奴はジーン・ケリーで、ジーン・ヘイゲンはむしろかわいそうな気がするが、まあいいか)。頭からっぽにして2時間弱、画面に没頭できてよかった。