富江

「富江」、中村麻美、菅野美穂主演、及川中監督、大映、アートポート、1999

これもちょっと昔の映画。菅野美穂がコワイという話だったが、まあそこそこという感じ。富江＝菅野美穂が男にとりついて、狂わせたり自殺させたりした挙句、自分も男に殺されるのだが何度でも再生し、また男にとりついていくというお話。まあ男にとりつくのはいいとして、月子にとりつかなくてもいいのにねぇ。首を育てている場面なんかは工夫すればもっと怖くなると思うが。富江に火をつけて、その後の場面はまあまあ。しかし全般的にすごくコワイかというとそれほどでもない。これだったら、リングのほうに軍配が上がるような。やっぱり原作を読まなきゃだめか。