カルメン

ビゼーカルメン」、エレナ・オブラスツォワ(カルメン)、プラシド・ドミンゴ(ホセ)、カルロス・クライバー指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団、1978

ウィーン国立歌劇場カルメン。演出はゼッフィレッリなので細かいところが非常に行き届いている。特に第四幕がいい。歌手はみな絶頂期で、上手い。特にドミンゴはかっこいい。声だけでなく演技も決まっている。クライバーの棒も冴えてる。客もノリノリ。これほど水準の高いカルメンは今ではそうそうはできないだろう。今月からクラシカ・ジャパンをまた契約したのだが、おいしいプログラムがいっぱいで(再演が多いけど)うれしい。