「
ときめきに死す」、
沢田研二、
杉浦直樹主演、
森田芳光監督、
1984
沢田研二がまだかっこよかった頃に寡黙な暗殺者を演じた映画。ストーリーは説明めいたことは一切抜きで進むので、非常にわかりにくい。しかし静かな画面と音楽、スタイリッシュな演出、何より
沢田研二がかっこいいおかげで、趣味のいい映画に仕上がっている。
単純な線描のグラフィックだけがモニタに表示されるコンピュータ画面が時代を感じさせる。ラストの
沢田研二の自殺場面だが、噛み切った直後に血が噴出さないとおかしいような気がするけど…。まあ絵としては、映画のほうができているからこれでもいいけどね。