続兵隊やくざ

「続兵隊やくざ」、勝新太郎、田村高廣主演、田中徳三監督、大映、1965

勝、田村の「兵隊やくざ」シリーズ二作目。一作目のラストで部隊輸送の列車から客車を切り離して脱走した二人だが、機関車は途中で爆弾で脱線し、そのまま病院送りに。看護婦の小山明子がキレイ。除隊のはずが、そのまま北支の部隊に転属になる。部隊はこっちもめちゃくちゃで、村を襲撃して空振りすると、捕まえた病気の爺を八路軍の手先だといっていきなり処刑しようとしたり、弟を訪ねてきた小山明子を脅して強姦しようとしたり、やりたいほうだい。大宮と有田コンビも上官に逆らいまくり、最後は部隊のトラックを奪って、軽機を撃ちまくられながら、そのまま脱走。これでいいのか？というラスト。
監督は田中徳三で、非常にテンポのいい演出。