2018-12-12から1日間の記事一覧

孔乙己

魯迅(井上紅梅訳)『孔乙己』 ずいぶん前に読んでから、ひさしぶりに読んだ。 語りては酒屋の小僧、見かけはのろまだが、観察力はある。上客を通す座席と安い客を通す立席があり、孔乙己は立席で唯一の長袖者。読書人といっても、秀才にもなれておらず、酒…