2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

臨死!!江古田ちゃん

『臨死!!江古田ちゃん』1,2、瀧波ユカリ、講談社アフタヌーンKC、2006-2007 アフタヌーンでの連載四コマ。主人公は24歳女独身フリーターで一人暮らし。保険会社のテレホンオペレーター、フィリピンパブ、ヌードモデル(写真の)、ショークラブその他を転々…

伝七捕物帳 情にかける女の意気地

「伝七捕物帳」47話 「情にかける女の意気地(いきじ)」 客演は、南田洋子/三林京子/入川保則。南田洋子はあまり顔立ちが変わらない人(昔からけっこう老け顔)。三林京子はふくよかになる前の若い頃なので、ぜんぜん感じが違うが。入川保則は当然のよう…

伝七捕物帳 罠にかかった火あそび

「伝七捕物帳」46話 「罠にかかった火あそび」 今回の主役は、伝七の養い子、新吉。新吉と遊び仲間の三吉が火遊びをして、火事になってしまう。伝七は新吉の言葉を聞いて子供たちを奉行所に連れて行くが、遠山様にどうか真相をもう一度調べさせてくれと頼む…

ジャズ大名

「ジャズ大名」、古谷一行、財津一郎、神崎愛 岡本真実ほか出演、岡本喜八監督、大映、1986 小説はたしか中学生か高校生の時に読んだはず。「外に出たら時代はあっという間に明治になっていた」という終わりのところは覚えている。映画はすっかり忘れていた…

伝七捕物帳 無情の花嫁衣装

「伝七捕物帳」45話 「無情の花嫁衣装」 客演は、曾我廼家明蝶/菊 容子/松尾悦子。菊 容子はこんなところにも出ていたのか。なむあみだぶつ。曾我廼家明蝶は伝七の旧知の医者だが、昔捨てた娘の行方を捜しに江戸に出てきた。娘の菊 容子は大店の相模屋で育…

ダム2

『ダム2(ダムダム)』萩原雅紀、メディアファクトリー、2008 ダムの写真集。こちらは2冊目なのだそうだ。しかし図書館にあったものを偶然拾い上げたので、前作『ダム』は未読。そちらは主に東日本のダムを撮ったそうで、この本は西日本のダムが集められてい…

リップスティック

「リップスティック」、マーゴ・ヘミングウェイ、アン・バンクロフト、クリス・サランドンほか出演、ラモント・ジョンソン監督、アメリカ、1976 小さい子供の頃に見た映画の番宣CMの印象が強烈で、マーゴ・ヘミングウェイがライフルをガンガン撃っていたとこ…

子規と為山

「子規と為山」、松山市立子規記念博物館 正岡子規と下村為山の交流を表す資料、それに下村為山の作品についての展覧会。下村為山については全然知らなかったが、幕末に生まれ戦後まで生きていた画家、俳人、書家である。画家としては洋画も描き、日本画も描…

伝七捕物帳 忍ぶ涙の男伊達

「伝七捕物帳」44話 「忍ぶ涙の男伊達」 客演は、三代目中村翫右衛門。父子競演である。本シリーズでは二度目。ほかに、峰岸隆之介/川島育恵/草薙幸二郎。あれ、峰岸徹じゃないの、と思ったら、75年まではこの隆之介の名を名乗っていたということだ。今回…

伝七捕物帳 江戸錦夫婦花道

「伝七捕物帳」43話 「江戸錦夫婦花道」 客演は、浜木綿子/大山克己/小鹿 番。大山克己は武士を捨てて寺子屋で子供を教えていて、浜木綿子はその妻。浜木綿子は金を借りに山城屋と会うが、その山城屋が殺されてしまい、疑いは浜木綿子にかかる。浜木綿子は…

同盟漂流

『同盟漂流』船橋洋一、岩波書店、1997 出たばかりの時に読んだので、それから10年以上たっていることになる。しかし、この本の価値は少しも古びていない。この本が提起している基本的な問題はいまでも解決されていないのである。 日米同盟に対する本書の視…