ドキュメント72時間 1円パチンコに哀歓あり

ドキュメント72時間」「1円パチンコに哀歓あり」


石巻近郊のパチンコで1円パチンコに来ている客の回。場所が場所なので、客は顔を映してもらいたがらない。出演拒否の客が多い。

客はみな老人。昼間からパチンコをやっている客など、まともに働いているというわけはないので、老人だらけ。

パチンコをやるスペースだけでなく、マッサージ椅子や、お茶を入れたりカップラーメンを作ったりして飲み食べするスペースがある。しかしこの客の数はどうなのか。めちゃめちゃ入ってるが。そんなにこいつらは暇なのか。

パチンコに対する世間の目は厳しいとかで、それはそうだろう。やっている人は明らかに依存。たまにだったらともかく、まともじゃない格好の人が多いので、人生終わっている(実際に終わりかけ)の人が多いだろう。

マスクを付けている客もいる。顔を見られたくないのだろう。めずらしく中年くらいの客がいたと思ったら、男、シングルファーザー。39歳だと。子供は障害者だって。酒は飲まないのでこれしかたのしみなしらしい。と思ったら、店で出会った女の客と近々結婚するといっている。リア充がこんなの出るな。

あとは、だいたい震災の話。まあ震災のことをしないわけにはいかないのだろうが、この番組、震災ネタが多すぎる。もうあきたんですけど。

しょぼい服、タバコ、何もすることがないのでパチンコという人々。パチンコの絵柄は、昔のいろんなネタ。テレサ・テンが出てきた。いろんな昔のキャラが出ているのは、老人にそれがウケているから。

ここで会話が成立しているのは、掃除のおばちゃんと常連客。掃除のおばちゃんはコミュニケーション力高そうだ。

2000円あればコメ5キロ買えるといいながら、パチンコに突っ込む人々。まあ、そんなものでしょ。しかし自分はパチンコ屋には行かないわ。これならネトフリで映画をみているほうがずっとよい。