ねほりんぱほりん ハイスペ婚の女

ねほりんぱほりん」、「ハイスペ婚の女」


これは2016年放送分の再放送。主題歌がないよ。番組の内容は変わらないので、関係ないが。

出てくるのは、ナナコ(31歳、結婚7年目、専業主婦)。夫は5歳年上、東大卒、会計士。東大以外は人間ではないと言っている。東大生は1学年3000人いるから、社長よりは手軽、勉強ばかりしているので転がしやすい。

この作戦を考えたのは高校生の時で、高校の先生に合コンできる大学を紹介してくれといったら、3S1F(聖心、白百合、清泉、フェリス)と言われた、多い時には週5回合コンしていた。大学1年生の時に、今の夫と付き合いはじめ、それをキープしながらいろいろ物色していた。

付き合った男の点数をつけているリストが出てきて、年齢、大学、会社、メリットが書いてある。吹き出した。

容姿や家柄ではかなわないので、お嬢様らしい「けなし言葉リスト」を覚えた。当時読んでいた本リストというのが、マナー解説本ばかりで、100冊以上読んだと言っている。すごいな。ハンカチは3枚持っていき、それぞれ用途がある。

合コンの服装はワンピースだけ。ノースリーブ、上半身はピッタリ、下半身は短く。奇抜な格好はダメ。服は男受けすれば何でもいいという。ハンカチの他にバイオリン作戦というものがあり、これは小学生でもこんなに下手ではないというひどいレベル。大学から始めたら、この程度。オーケストラの部員だったので、一人だけ下手でもばれないそうだ。そんなものか?

その後の結婚生活は、愛情がないので大変。浮気してるという。

ハイスペ狙いの婚活中「酒豪ガール」というのが2人出てきて、30歳くらいで年収1000万円、学歴は早慶以上。こっちは主婦狙いではなく、ガッツリ働きながら、婚活中。最近の男は、自分も仕事をしているハイスペ狙いの女がいいという。

合コン前には、「コンパニオン探偵」になり、全員で情報交換して、少しずつ情報を引き出す。会社の場所と業種からどこの会社かを割り出すという作戦。これも推理モノの一種。

結婚式で相手が東大卒と言われたのが自分の頂点で、後は下り坂。結婚2日目から寝室は別。結婚後すぐに夫がいやになった。就寝後本を読むので同室で寝られない、臭い靴下を脱ぎ散らかす、自分の趣味に付き合わない。そんなの調べないのかと思うが、相手のスペックしか目に入っていないので、それはよく見てなかったという。

浮気相手はオーケストラの団員。相手から「和歌」を贈られたというが、それが、
塵泥の
数にもあらぬ
われ故に
思ひわぶらむ
妹がかなしさ
というもの。これは万葉集から持ってきたもの。当然山ちゃんもYOUも和歌などわからない。東大卒でないのが残念と言っている。東大卒と結婚した時点でもうすることがなくなったので、退屈している。自分にとっての幸せは何だと聞かれて、それを探しているところと言っている。

他のハイスペ夫の妻が出てくるが、これは夫をいろいろと調教していたり、夫の女遊びがひどいとか、いろいろ。

あいかわらずおもしろかった。