NHK交響楽団/上原彩子 ラフマニノフ、ピアノ協奏曲第3番、ドヴォルザーク、交響曲第8番

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30

ドボルザーク交響曲 第8番 ト長調 作品88


ピアノ:上原彩子
ステファン・ブルニエ指揮、NHK交響楽団山口市民ホール、2018.3.11


昨日と同じ演目のコンサート、時間に遅れてラフマニノフの第1楽章を聞き損ねたのがあまりにもくやしく、山口で同じ演目、演奏者でコンサートがあったので、そっちにも行ってしまった。

前日と同じ顔ぶれなので、よかったのは当然なのだが、ラフマニノフドヴォルザークとも、こちらの公演のほうがよかったと思う。上原彩子は、いくつかのミスタッチなど全然気にならないかのように、果敢に弾いていた。えらい。そして、よく見ると、上原彩子は、指揮者のブルニエのほうを向いておらず、コンマス篠崎史紀の方をずっと見て弾いていた。アイコンタクトもしていた。客演指揮者って、そういうものなのね。非常によく弾けたことに満足したのか、この日は、ピアノのアンコールがあった。チャイコフスキーの四季の一部。

ドヴォルザークも非常に快演で、文句のつけどころがない。最後もピタッと決めていた。N響やっぱりすごいなあ。これがいつでも聞けるところに住んでいる人はうらやましい。NHKFMのライブ放送はもっとまじめに聞かなければ。これがラジオでいつも流れているというのがすごいことだと思う。