100分de名著 レム”ソラリス”

「100分de名著」 「レム”ソラリス”」1-4


NHKEテレで放送していた、「ソラリス」の解説番組。これは訳者の沼野充義ご本人が出演。これは本そのものを読んだことはなく、映画「惑星ソラリス」を見ただけ。あれが非常にわかりづらく、おまけに長いので、簡単には見られない。

しかも、映画はタルコフスキーがかなり自己流でやっているので、原作とは違いますよと聞いていたので、あの映画を原作と対応させることも簡単にはいかないらしい。とりあえず4回分、見た。

こういう話だったのね。こういう終わりだったということもわかってなかった。これはすごい話。最後の場面は、クリスが両親に再会することになってた(映画)が、これはタルコフスキーの解釈。レムは、タルコフスキーの解釈を拒否していて、最後はポーランドに帰っちゃった。

4回目は、瀬名秀明が出てきて、沼野充義といっしょにしゃべっていた。こんな豪華なことができるのか。伊集院光沼野充義瀬名秀明の3人の話がすばらしいし、やはりレムの作品がすばらしい。すぐに読めるかどうかは別として、読まなければいけないもの。