ねほりんぱほりん 宝くじ1億円当選者が当てるための謎のルーティーンを告白!

ねほりんぱほりん」、「宝くじ1億円当せん者が当てるための謎のルーティーンを告白!」NHKEテレ、2017.11.29


宝くじで1億円当てた人は、女性。当てたのは2012年。特技は名前の記憶。当選金は、夫婦で5000万円ずつ分けた。現在の当選最高金額は前後賞合わせて10億円。

高額当選者が渡される「その日」から読む本、という本を公開。当選者の心を落ち着かせるための本。これはおもしろそう。

使い道は、貯蓄で6700万円、株式に2000万円、あとは親族にプレゼント、新車、住宅ローン返済。堅実な使い方。

中学1年から宝くじを買ったという。父親が競馬に4000万円以上突っ込んでいたという。子供の頃、直感で指した数字が万馬券になったので、それが成功経験になり、そこからギャンブル慣れした。妹がいるが、いつもあたるのは姉の自分。20代なかばで結婚。年間27000円まで宝くじを買っていいことになった。

当選するには、日頃の行いが大事と言っている。小さな親切の積み重ね、自分がかならず当たると信じる心の強さが運を引き寄せるといっている。しかし、それは宝くじとは関係ないような。本人は「宝くじは気合で買う」と断言している。

他の当選者は、くじを神棚に置くとか、音楽を聴かせるとか、よくわからないことを言っている。宝くじ専門誌というものがあり、編集長が、宮城県金華山という神社にお参りに行くといいという。たんなる験担ぎだが。

この出演者は、1億円の前にも1000万円を当てたことがあったという。オートチェッカー(売り場にあるくじをチェックする機械)が鳴って当選が通知され、心があがったのは、買い始めて10年後。

しかしそこから1億円当たるまでがつらかった。親が亡くなり、夫の母も手術。当選金で買った時計や車も売ることになった。それでゼロから再挑戦。4年前の金環日食の日に験担ぎで買ったら当選したという。

1000万円当たった時は、当たる夢を見たという。1億円のときも夢があったそうな。5万円を超える当選金は銀行受取なので、土曜日にわかって、2日間家に引きこもって、夫、妹、弟だけには言った。息子には言ってない。子供に言ったら働かなくなるから、言わないという。しかし銀行からの連絡が増えて、息子が感づいたから、金額を伝えずに当たったことだけ言った。

妹たちと年に数回高級店で食事したという。贅沢といえばそのくらい。当たっても浮かれていないところはえらい。実際に妹は感謝してるし。しかし妹にいつも宝くじを買え買えというのがウザいという。妹は「宝くじは当たらない」と宣告。夢は自分の働いたおカネでかなえろというのを聞いて、姉はムカついている。これは妹が正しい。