キャプテンウルトラ 4話

キャプテンウルトラ」4話、「原始怪獣ブルゴングあらわる」


今回は、他の恒星系を探査する探検隊が発進。いままで太陽系の中にしかいなかったのに、いきなり他の恒星系に行くの?超光速エンジンないんだけど。しかも、そんな場所と宇宙ステーションがリアルタイムで通信しているのもおかしいわ。だいたい、シュピーゲル号はそんなエンジンを積んでいるとは言ってないですが。

しかし、あっという間にシュピーゲル号は、他の恒星系の惑星に到達。お手軽だなー。この惑星、空気があるようで、キャプテン、普通に音声で会話してる。そのわりに、キャプテンは宇宙服とヘルメットを取らないんだけど。先発の探検隊は、ロケットの中で死亡。

キャプテンは、謎の人間?らしきモノと、光線銃で撃ち合い。この惑星にはUX金属というものがあり、探検の目的はそれ。しかし、UX金属発見の功績を博士から奪おうとする、探検隊の裏切り者が、隊員を殺して成果を独占しようとしてた。

そこにあいかわらず、バンデルのみなさんが登場。何しに来たのか。キャプテンは、石の下敷きになってて、普通死ぬだろうと思うが、かすり傷もないらしい。そして、バンデルの怪獣、ブルゴングが出た。このデザインもたいがいにひどい。火を吐いているが、かなりショボい。

探検隊の裏切り者と、バンデルの話がごちゃごちゃになってて、わかりにくい。敵が複数いるのに、裏切り者とバンデルは関係なく、なぜわざわざ人間の裏切り者が出てくるのか、よくわからない。

バンデルは、今回親玉と下っ端5人くらい出てきた。しかし、ぜんぜん活躍しないのはいつものとおり。キャプテンは、後ろがスキだらけなのに、バンデルは何もしてない。まぬけすぎる。

裏切り者は、1人は狂ったあげく、バンデルに捕まって溶けちゃった。もう1人は反省して、自分をバンデルの犠牲にして、キャプテンを逃がした。あとは、キャプテンと怪獣の戦争。シュピーゲル号、いつもの分離作戦だが、あまり怪獣に効果がない。それにシュピーゲル号の操演がいまいちかっこよくない。東映の操演がへたなの?それとも、シュピーゲル号が大きすぎるとか?

怪獣、死んだと思ったら、死んでおらず、帰ってしまった。こいつ、バンデルのロボットじゃなかったの?バンデルと関係ないのなら、そういってくれればいいのに。

全般的に脚本がひどいし、演出もダメ。これは受けない。これを見ると、「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」は凡作であっても、水準が違う。