ドキュメント24時間 香港 チョンキンマンションへようこそ

「ドキュメント24時間」、「香港 チョンキンマンションへようこそ」、NHK総合、2017.3.17


香港、重慶大厦(チョンキンマンション)のロケ回。NHK、さすが目のつけどころが違う。

カメラは、このビルの警備室にいる。200軒くらい店があり、上層階は居住スペース。カメラは警備室のモニタを見ている。やたらと警備員多し。ホテルは300軒以上ある。

初めはインド料理屋を出そうとしているインド人。ここは、家賃が安い。安宿は、フロントは撮影ダメと言っているが、客はいいよと言っているので、中に勝手に入っている。非常に狭いが、1泊3000円。客はナイジェリア人。

エチオピア人のランナーというのがいる。2日後に国際マラソン大会がある。賞金650万円だって。

ビルの外には救急車が来ていて、人だかりがしている。地下鉄で焼身自殺が出て、客が巻き込まれた。

深夜にモニタに映っているのは、麻薬の売人。カメラがあるのは知っているので、カメラに映らないところで取引。階段の踊場には、座り込んでいる怪しい男。中国人、インド人、アフリカ人ばっかり。

たまたま日本人を発見。ストリートライブで世界を回っている2人だ。バックパッカーはやはりここに来る。

朝になると、銅線泥棒が来た。わざわざここに泥棒に来るのか。裸のワイヤーだらけ。ジャンキーは、すぐに金がほしいので、銅線でもなんでも狙うのだ。

警備員が立ち寄ったのは、難民支援団体。顔が映るとまずいので、難民の撮影はできない。が、顔が映らなければいいらしい。部族紛争で家族が殺されて逃げてきたという話。香港はビザなしで入れるが、労働は不可。そこでここに住んでいる。

ガーナ人の労働者は、直接手を使って食べている。よそ者が集まるところなので、結束強い。

前日に現れた銅線泥棒が登場。「調べていただけ」と白を切っている。警備員は見逃した。いい人なのか、単に面倒なだけなのかわからない。銅線泥棒するくらいだから、当然ホームレス。

翌日は夜になって、子供が遊んでいる。両親が働いていて、近くに放置されている。子供なので、お店の人が遊んでやっている。子供を放置して危なくないのか?そんなことを言っていられない境遇だろうが。

エチオピアのマラソンランナーは、本当に優勝した。賞金稼ぎなのだ。

警備員がたくさん出てきた。ヤバい男が施設を壊して警備員を殴った。これは即時警察に通報。ビデオがあるので、言い訳はなし。

カメラの前で演説を始める男とか、ほんとうに人生まずい人だらけ。

最後の方ではじめて白人が映ってた。このビルは建ってからもう50年。自分が昔ここに来たのはもう30年近く前。来週、29日に、この重慶大厦スペシャル版があるという。これは1回でやるネタではないので、ありがたい。