ドキュメント72時間 金券ショップでつかむ幸せは

ドキュメント72時間」、「金券ショップでつかむ幸せは」、NHK総合、2017.2.3


これは2015年2月6日放送回の再放送。見たことはないので問題なし。

ロケ地は、池袋地下街の金券ショップ。場所が東武池袋駅のすぐ近くで、客はとにかく多い。値引きは切手1円、官製はがき6円。テレホンカードを売っているので驚いた。子供の学校が携帯禁止だというお母さんが買っている。

売れているからだとはいえ、この値引率の低さでこんなに客が来るのか。JRの回数券でも1枚10円くらいの値引き。東京熱海間の新幹線回数券でも、200円以下しか安くならない。音大志望の学生が通っているのだ。ヴァイオリンを持っているが、楽器代100万円て・・・安いわ。

客で景気のいいことを言っている人はだれもおらず、皆さん、爪に火を灯すような生活。2%とかの値引率だし。無職、ガンを患っているという64歳のおばさん、デパートの商品券を買っているけど、デパートなんかで買い物しないほうがよいのでは。

ちょっと可愛いおねえさんは36歳で歯科医。デパートで外食するのに商品券を買っている。歯医者は最近もうからないし。

店舗は9時閉店だが、鉄道の切符とか、よく出るものは近くに自販機があって、そこでずっと売っている。東スポを持ったおじさんが、競馬場に行くと言ってチケット買ってるが、まず競馬をやめたほうが。

チケットの買い取りの客もよく来る。ビール券や商品券は現金化したほうがいいもんね。出産祝いにもらった金券なんか即換金。

以前に10万円の現金入りの財布をなくしたという28歳の兄ちゃんは、とにかく現金を出さない生活をしたいという。職業は実家のコンビニ手伝い。もう1000万円貯めたが、まだ貯めると言っている。えらいといえばえらいが、もうちょっといい職業を見つける方向に行かないのか。

閉店間際に来たおばちゃんはクオカードを買って、店に値引きさせようとしている。あつかましいわ。酒屋で使うという。しかし、子宮がんで手術をしたというのを聞くとかわいそうになる。おばちゃんは単にキャラの立った人。

コンビニ手伝いの兄ちゃんが、撮影翌日「顔を映すのはやっぱりやめて」と言いに来た。ヘタレすぎる。会社員兼ロックミュージシャンというおじさん、そんな髪の長い会社員がいるか!ただのロックの人。

この店は、鉄道、商品券、レジャーチケットだけで、コンサートチケットなんかはない。店が小さいから仕方ないけど、あればもっとおもしろだったのに。それにしても鉄道のチケットはいいとして、特定の店でしか使えない商品券を2%引きで買うより、もっと安い店を探したほうがよくないか?節約の方法を間違えている。