ドキュメント72時間 宮崎 路上ピアノが奏でる音は

ドキュメント72時間」、「宮崎 路上ピアノが奏でる音は」、NHK総合、2017.1.27


宮崎市の中心部にあるビル=美術館の中(オープンスペース)においてある路上ピアノの回。青いペンキで塗られていて、安い感じ。路上に高いピアノを置きっぱなしはないだろうが・・・。賑わい創出のために4年前に有志が置いた。

通りがかりの人がいろんな曲を弾いていて、曲はぜんぜんわからない。しかしそれなりにきちんと弾けているような人が多い。それもピアノの先生とかではなくて、独学でやっているというのからおそろしい。もちろん、単に酔っぱらいが適当に弾いているめちゃくちゃな演奏もあり。

誰かが弾いていると、品の良さげな方(ご老人)やら、見物人がそれなりに集まっていて、声をかけたり、拍手したりしてくれている。弾いている人もそれが楽しみでやっている。

弾き語りをしている人もいる。それなりにうまいなあと思ったら、シンガーソングライターだ。49歳だって。運送会社で働きながら歌っている。「子犬のワルツ」を弾いているのは、きれいなおねえさん。学生だって。しかしあまりうまくはない。

住宅はないので、深夜でも早朝でも弾いている人がいる。カップルが来て、女だけ弾いているというのもいる。これは飲み屋のおねえさん。亡くなったお母さんを思い出して弾いている。最終日はマラソン大会。ランナーの一人が弾いている。


わざわざ上手い人だけ選んでいるのではないと思うが、人前でピアノを弾くのは勇気がいるから、酔っぱらいか子供でなければ、それなりに弾ける人がやっているはず。町で誰かが弾いていて、それがうまければ楽しいわ。