ドキュメント72時間 成田 聖夜の入国審査場

ドキュメント72時間」、「成田 聖夜の入国審査場」、2017.1.13


成田空港の入国審査場。日本人にはどうでもいいが、外国人はまじめにチェックされているのだ。普通は撮影禁止の場所。

妻が日本人だという人は入国も問題なし。パスポート、入国書類と指紋、顔画像のチェックがある。

不審なことがあれば、別室に連れて行かれる。後は税関検査。

母親が日本人で、親が離婚した後でアメリカに住んでいるという3人兄妹、なぜそういう人が入国審査を受けなければならないのか?

止められる人もいる。かわいそうなのは、日本でトランジットする予定の人が飛行機の到着が遅れて、3日間日本にいなければならなくなったという話。パスポートではなく一時帰国の書類しか持っていないので、入国はできず、特別に宿泊施設に留め置き。

入管のミーティングの様子が映っている。これは画期的。手元の書類にはモザイクがかかっている。中国から来た若い女性は、就労申請をしていたことがわかって、別室行き。しかし、宿泊先を確認されて通してもらっている。アフガニスタンのパスポートを持っている人は厳しく調べられる。

入国を拒否されるのは、トルコ人男性。過去に4回オーバーステイの記録があるので、別室行きの後、さらに面接審査。有罪判決の履歴があるので、審査官は穏便な言い方だが、そのまま送還。成田で入国拒否される人は、年間2500人。

台湾から来た男の子、子供だ。14歳だって。別室に連れて行かれた後、許可。1泊しかしないという。マーシャル諸島から来た漁師とか、いろいろいる。厳しい取り調べとか、どうやって入管が事前に怪しい人物の情報を得ているのかとか、そういうところは映ってないが、十分面白かった。