マリメッコ展

マリメッコ展」、Bunkamuraザ・ミュージアム、2016.12.31




年末にやっている展覧会はほとんどなく、これが渋谷であったので行ってきた。とは言え、マリメッコの服は、ほとんど見たことがなく、よくしらない。
マリメッコは1951年にヘルシンキで創業した。服、家庭用品中心のデザインメーカー。服は基本はプリント。やたらと出てくるケシの花がならんでいる柄とか、とにかく単純なものが多い。


1950年代から今まで、ずっと続いているデザインも多いので、基本的に昔のセンス。前はこういう柄の服はよくあったわー。 


客は当然女性、それもある程度お年の方が多い。実際にここの服や雑貨を買っていた人だろう。出口の売店でも、商品をたくさん売っていた。しかし、ここの商品、けっこう高い。布バッグなんかがこんなに高くて、売れるのか?


会社としてやっているので、デザイナーは複数いるのだが、それがバラバラになっておらず、全体で統一感のあるデザインになっているのはさすが。日本人のデザイナーもいて、「最初の作品では、これはマリメッコじゃないといわれて弱った」という話をしている。売れ続けるデザインをずっと出すのは大変なこと。