ドキュメント72時間 女子刑務所 彼女たちの素顔

ドキュメント72時間」、「女子刑務所 彼女たちの素顔」、NHK総合、2016.9.16


この回は和歌山刑務所。日本最大級の女子刑務所。ここに何日もカメラが入るのは初めて。撮影は、指定された場所のみ。インタビューも許可を受けた相手に対してのみ許される。

工場と食堂を映した後で、新入受刑者の面接の場面。この新入受刑者は、80代。犯罪は覚せい剤終戦直後からやめられないと言っている。17歳から出入りを繰り返している。累犯者。人生の半分くらい刑務所にいるという。

4時20分が課業終了。みな安心している。

翌日、重要な儀式。「仮釈放許可決定書」の授与式。これは所長(男性)から直接受刑者に対して渡される。簡素だが厳重な式。受刑者へのインタビューは本人から断られた。家族が迎えに来ていた。

刑務所内には美容室があり、美容師は受刑者が務める。値段は安い。美容師の一人は30代。密輸、密売で10年以上入っているというので、これは薬だろう。本人は罪の内容については言わない。将来は美容師になり、店を持つのが希望。

刑務所から出てくる人(面会者)にインタビューを取ろうとするが、全部拒否。当然か。一組の夫婦だけが答えているが、これは母親が受刑者だという。

もうすぐ仮釈放になる40代の受刑者がインタビューに応じていた。これも覚せい剤。しかも元看護師。これは免許取り消しというのはないのか。

次は50代の受刑者へのインタビュー。12年9ヶ月の刑。これは凶悪犯罪でないと出ないから、おそらく殺人かなにかだろう。2人の娘は外にいる。罪についてのインタビューは拒否されていて、出所した後で娘と暮らしたいということだけ言っている。

最後は、刑務官から、インタビュアー自身が、質問をされている。そこで案内されたのが、受刑者が植えたひまわり。最後の曲がいつもの曲じゃないわ。曲変えたのか?あの音楽は変えてほしくなかったけど。