ドキュメント72時間 ゆきゆきて 酷道439
「ドキュメント72時間」、「ゆきゆきて 酷道439」、NHK総合、2016.6.2
徳島県の始点からちょっと走ると1車線。ガードレールが壊れていたり、落石が網で支えられていたりする。沿道の集落は案山子だらけ。かかしは、おばちゃんが趣味で作っている。おばちゃんの家は中まで案山子だらけ。しかも案山子は、「亡くなった集落の住民」。絶対おかしいわ。
別の集落では、おじさんが「まむしの串焼き」をすすめてくる。これもおかしい。
「最難関」のエリアは、徳島、高知の県境。車が道幅ぎりぎりで、ガードレールもない。高知県に入ったところで、国道からも離れた1軒屋に50年前まで住んでいたという大工のおじさん現る。
この道路も国道になって整備が改善され、沿道住民は不便な地を離れて都会に出て行ってしまったのだ。
さらに「西峰動物園」という看板。ここは家族でやっている私設動物園。といっても、今は孔雀とガチョウがいるだけ。
途中、本山町から2車線になり、整備も行き届いている。道中の食堂で働いているおねえさんは、ピーナ。ここしか若い女性はいない。ピーナのおねえさんは、土佐弁になっている。
山奥で山菜採りをしている夫婦はもと土方。高齢で仕事が無いので、山菜採りで食費を浮かせているのだ。そんなことで食べていけるのか?
煙が出ていた家を訪ねると、薪で風呂をわかしている。おじさんは機嫌がいいが、「跡継ぎがないのが悩み」という。それはそうだろう。
畑仕事をしている85歳のおばあさんは、スタッフにリアルゴールドをおみやげにあげている。いい人すぎる。