さすらいの太陽 16話

「さすらいの太陽」16話、「夕陽にうたえ」


江川の許しで、江川の内弟子に戻ったのぞみ。しかし美紀はレッスンを受けられるのに、のぞみは家事の手伝いだけ。しかし江川は、美紀にはかなり厳しく、「きみは一発屋になるだけのテクニックはあるが、歌の心がないんだよ」と容赦ない。

しかものぞみは美紀の付き人も続けているので、美紀からもガンガンこき使われている。美紀は江川から厳しく言われているが、うちのカネと先生の指導があれば自分は立派な歌手になれると自信満々。お嬢様の強みはこれか。

江川はのぞみをわざわざ呼んできて、「わたしはまだ当分おまえにレッスンを受けさせる気はない」と通告。理由も言わないのだ。のぞみはわけがわからないので困惑。

おまけに美紀はノリノリでプールで宣材写真を撮影していて、のぞみは落ち込むばかり。そこに、作詞家の野原純(野原道子の弟)が「江川さんのところにいたんじゃ、きみはどうにもならないからこっちに来ないか」とデビューを餌にスカウトをかけてくる。しかしのぞみは拒否。まだのぞみは江川のことを信じているのだ。

のぞみは野原の誘いは断ったが、江川の心底が読めないので相当動揺している。ファニーのことを思って「心のうた」を歌うのぞみでした。