さすらいの太陽 15話

「さすらいの太陽」15話、「めざせチャンピオン」


のぞみは、父親の病院に、治療費の支払いを待ってくれと頼み込む。父親はのぞみに会えてうれしそう。払うあてはないが、のぞみはいつも前向き。

のぞみは、テレビで「歌えチャンピオン」というオーディション番組をやっていて、その賞金が20万円だと知る。病院の治療費が20万円。のぞみは番組に応募することを即決。

東京タワーっぽい塔の下にある「チャンネルTV」という局の番組。これはもろに12チャンネルっぽいが、この番組はフジテレビ。家でテレビを見ているのぞみの家族の前に、のぞみが画面に登場。のぞみは、あっさりと最初の相手に勝ち、続いて4人目を破る。あと1人破れば、優勝して賞金20万円というところで、テレビを見ていた美紀は、「ファニーが帰ってきた」というニセ電報を打って、のぞみを釣りだすという卑劣な策をおもいつく。

審査員の一人が出られなくなり、代わりの審査員として江川が来た。ショックを受けるのぞみ。そこに美紀の仕組んだニセ電報が届く。のぞみは、電報に胸ときめくのだが、ファニーに会いに行けば番組は棄権になる。しかも美紀は、野原道子の弟、作詞家の純がからんでいた。

のぞみは、ニセ電報に釣られて空港に行ったあげく、野原純にさんざんイヤミを言われる。タクシーに「何とか間に合わせて」と頼み、番組は始まってしまい、相手が高得点を出したところに、のぞみが到着。

息も絶え絶えののぞみは、呼吸が整わないのぞみは、「世界は二人のために」を歌いきって大喝采。得点は、ライバルを上回ってグランドチャンピオンに。

のぞみは控室の江川にあいさつに行き、江川から歌を褒められ、もう一度戻ってくるように誘われる。


前回まで苦労ばかりだったのに、今回に限ってラッキーばかり。しかしこの番組はあと11回あるのだ。