ドキュメント72時間 路面電車に揺られて

「ドキュメント72時間」、「路面電車に揺られて」、NHK総合、2015.7.24

この回は、広島の路面電車。住んでいる者にとっては、あまりに当たり前すぎて、そんなもので番組作れるのか？路面電車が珍しいという人でないと、何もおもしろくないと思うが…。

わざと新しい車両は映してない。新しい車両のほうが乗り心地いいのに…。映している区間も、市内中心部、せいぜい県病院前くらいまでの町中ばかり。宮島線とか、宇品とかやれよ。映り込んでいる背景はすべてわかるが、それはカメラがほんの狭い区間しか映していないから。

普通の町の普通の人が登場しているので、映っているものも普通。三越の上のビアガーデンも、別に映す価値はないわ。何だかなあ。

うちの近所も映っていた。しかし何も驚くようなものはない。取材なので、終電間際の宮島線なんかは混雑しすぎで撮れないらしい。ちょっと珍しいのは夜の車庫くらい。とはいえ車庫も初めて見るようなものじゃないし…。

「球場に行ける路面電車があるのはここくらい」と出ている人が言っているが、昔の市民球場はともかく、いまのマツダスタジアムは電車で行くところじゃない。変なの。

NHK広島は、以前「広島太郎」で番組を作っていたが、広島太郎本人が出てこないという意味のわからない作品。これも、路面電車があるからそれを撮影しましたというだけのもの。何の芸もない。最後に原爆ネタ。これも飽き飽きする話。くだらないわー。