ドキュメント72時間・コスプレ専門ビル 彼女たちの夢の城

ドキュメント72時間」「コスプレ専門ビル 彼女たちの夢の城」、NHK総合、2015.4.17


コスプレ専門貸しスタジオのドキュメンタリー。ビル一つ全部が貸しスタジオ。客のほとんどは女性。

カラコンとメイク、ウィッグ、衣装で1時間くらいかけて化けている。入場料は平日で3000円、一度入れば20以上のスタジオを自由に利用できる。会員は10万人で、月1000人のペースで増えている。すごい勢いだ。

レイヤー同士はネットで知り合っていて、お互いのプライベートは知らない。スタジオで初めてあった相手でも名刺代わりに写真を交換して、お知り合いになる。ごっこ遊びの世界だ。このスタジオはそのための会員制公園。

コスプレネタは最近のゲームかアニメなので、元ネタがわからない。わからないと入り口が見つからないので入り込めないわ。

あたりまえだが、ビルを出る時点ではメイクは落としているので、中と外では完全に別人。

珍しく中年のおやじがいたとおもったら、カメコだ。勝手に撮影しているわけではなく、カメコもレイヤーとネットで撮影友だちになっているので、お互い連絡をとって集まっているのだ。

レイヤーの付き合いは、世界観の共有。それができている人とはつながれる。非日常だし。しかし、この夢の世界をいつまでも続けていられないと思ってらっしゃるレイヤーもいて、「すぐにやめちゃうからもしれない」と言っている。婚約者が死んじゃって、一人でレイヤーを続けている40歳のレイヤーもいるけどね。

しかし、なぜレイヤーは圧倒的に女が多いのか?実際は男性のレイヤーもいるわけだが、目立っているのは主に女性。この理由はよくわからない。