赤毛のアン 50話

赤毛のアン」、50話、「神は天にいまし、すべて世は事もなし」


アンが大学進学をあきらめて学校の先生になる話はあっという間にアボンリーの噂になる。アンをかばってくれるのは、アラン夫人だけ。

アンとマリラが軒先に座っていると、リンド夫人がきて、アンが大学進学をあきらめることをほめていく。こちらの理由は、「女にそんな学問は必要ない」というもの。しかし、リンド夫人はギルバート・ブライスがアボンリーの学校への就職を自分から放棄して、アンに席を譲ってくれたことを話す。

ダイアナがランプで合図をするので、アンはダイアナの家に出かけていく。ダイアナの招待は、ジョゼフィンおばさんがアンと話したがったから。ジョゼフィンおばさんは、アンが大学をあきらめた理由がマリラの圧力によるのではないかと心配しているのだ。

アンは、この判断は自分でしたので、マリラは奨学金をあきらめないようにいってくれたことを説明し、ミス・バリーの親切に心から感謝する。ジョゼフィンおばさんは、アンをそばにおけるマリラの幸せをうらやむ。

アンのところにはミス・ステイシーから手紙がきて、レドモンド大学に入学することになったので、一緒に勉強することを楽しみにしていると書いてくる。ミス・アランは、アンたちがこの地域を引っ張る中心になってほしいとアンに伝える。

アンは、ギルバート・ブライスに礼を言いに行き、ギルバートと和解する。お互い青春っぽいことを言い、ギルバートはアンを家まで送っていく。マリラはギルバートを知らないので、アンが男の子と一緒に帰宅したのをみて驚いている。

アンはこれまでのことを思い出して、ステイシー先生とステラ・メイナードにてがみを書く。最後は歌でおしまい。


これで一巻の終わり。原作がいいからアニメもいいのだが、このアニメのよさは、原作に触れていない人や子供にもよくわかるよさ。アニメ史上の傑作としての地位は揺るがない。

来週からは、「美少女戦士セーラームーン」を同じ枠で放送することになっている。世界名作劇場を順番にやってくれればいいのに。