赤毛のアン 42話

赤毛のアン」42話、「新しい学園生活」


アンは、マシュウの馬車でシャーロットタウンへ行く。マシュウは、アンが休暇の時に、家に帰ってくれるかどうかを心配する。

シャーロットタウンでは、ジョセフィンおばさんが、アンを出迎えて下宿を紹介してくれる。ジョセフィンおばさんの家は、クィーン学院には遠すぎる。

アンは、ジョセフィンおばさんの家に泊まっていくが、マシュウはそのまま家に帰っていく。マシュウは魂が抜けたようになっていて、マリラは、一人ベッドで泣いている。

アンは、ジョセフィンおばさんにクィーン学院に送ってもらう。アンは上級クラスに入ることになった。1年間で教員1級免許が取れるコース。知っている生徒はギルバートだけ。

下宿の老夫婦は、きちんとした人だが、特に下宿人と親しくするような人ではないので、アンは一人でさびしく時間を過ごす。下宿にアンを訪ねてきたのはジョーシー・パイ。ジョーシーは、アンがいらつくようなことをいろいろ話していくのだが、その後ルビーとジェーンもやってきた。

ジョーシーは、クィーン学院にエイブリー奨学金ができたことを話していく。エドモンド・カレッジに4年間行くための奨学金をとるチャンスがあるのだ。アンは、この奨学金を取ることを学校生活の目標にすることに決める。


見るからにしおれてしまうマシュウとマリラが印象的。アンは次の目標を見つけたのでホームシックからすぐに立ち直れるが、マシュウとマリラはそういうわけにはいかないのだ。あと、アンを怒らせるようなことをさんざん言って、お菓子を勝手に食べているジョーシー・パイは笑える。