コドモ警察 10話

コドモ警察」10話


コドモ警察はこれが最終話。

前回、本物の武器取引現場に踏み込むところだった特殊捜査課。いよいよ踏み込んでみたが、中には誰もいない。レッドヴィーナスの声だけが聞こえてくる。「吸うと大人に戻る」という特殊ガスが流れてきて、みんな吸い込む(新人だけは、外に出てしまうので吸わない)。

このガスは、「吸うと声だけ大人に戻るガス」だった。見た目は子供のままで、声だけ大人という常態に。これは変すぎる。明らかに口と声が合っていないし。ところがこのガスの効果は1日しかもたず、あっという間に声はもとに戻ってしまう。笑わせるだけが目的なのかよ。

捜査会議にあらわれたのは本庁さん。本庁さんは電話をしないでなんでわざわざ自分で特殊捜査課にやってくるのか…。確かにマリウス葉がいないと困るけど。

通告の内容は、「スマートが警察を裏切って偽情報を流したので、特殊捜査課をレッドヴィーナス捜査から外す」というもの。新人は特殊捜査課そのものから外されてしまう。

しかし、別事件の血痕から後を追いかけた新人は、レッドヴィーナスのアジトをつきとめた。公園で遊んでいる特殊捜査課のメンバーは全員、子供の服。そして捜査の前に鉄棒で逆上がりをするメンバーたち。

本庁の命令は無視し、また大人の服に戻って、レッドヴィーナスのアジトに乗り込もうとするが、デカ長の命令で新人は残ることに。新人は若いから死んでは困るそうだ。

アジトに踏み込んでザコをやっつけると、ボスのスカーフェイスフランキー(宅麻伸)が出てきた。デカ長とボスの一騎打ちは笑いが止まらない。大人と子供のケンカ。しかしデカ長は捕まり、部下たちはレッドヴィーナスの銃弾にどんどん倒される。そこに本庁さんと新人が登場。宅麻伸は逮捕されるが、レッドヴィーナスも実はただの下請けで、その上に本物の悪の組織があったのだ。宅麻伸はあっという間に撃たれて殺され、特殊捜査課は結局子供のままですごすことになりました。

撃たれていた特殊捜査課のメンバーはみんなかすり傷ですんだ。みんなで笑っておしまい。


バカドラマだが、楽しめたわ。鈴木福は、おもしろい。大人になったらおもしろくなくなるタイプだろうと思うから、この時が旬の人。