リオール・シャンバダール/ヴァレンティーナ・リシッツァ/ベルリン交響楽団 ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番、交響曲第6番

ベートーヴェン  「エグモント」序曲

         ピアノ協奏曲第5番「皇帝」


   ピアノ:ヴァレンティーナ・リシッツァ

         交響曲第6番「田園」


   リオール・シャンバダール指揮、ベルリン交響楽団


   三原市芸術文化センターポポロ


これは三原であった演奏会。このベルリン交響楽団、まめに日本に来る楽団だが、今度行った理由は、ソリストのリシッツァ。この人の実演が聞きたかった。

「皇帝」でのリシッツァは、ジャンジャカ弾きまくっていて、さすが。やはりいいピアニストだった。アンコールはサービスで3曲やってくれた。全部ショパンエチュード

しかし、この楽団はそんなにうまくはない。「田園」は、まあまあ形になってはいたが、あまり鳴っていないし、タイミングが合ってないところもあり。広響よりはいいだろうというレベル。前にも聴いているので、わかってたけど。

こっちもアンコールピースは3曲やっていて、フィガロの結婚序曲、ハンガリー舞曲第5番ともう1曲。5000円のチケットで行ったので、あまり文句はいえない。隣のおばちゃんが曲に合わせて体を揺らしていたのには困った。コンサートの間は静かにしててね。

この三原のホールには初めて行ったが、新しい、きれいなホール。しかし車で行くのはけっこうめんどくさい。どうせ客は広島市から来るのだから、広島市でやってくれればいいのに。