快獣ブースカ 3話

快獣ブースカ」3話、「ブースカ対パースカ」


大作くんたちが空き地で遊んでいると、メチャ太郎と仲間が押しかけてきて、遊びの邪魔。ブースカがメチャ太郎を追い払うが、メチャ太郎は大作くんの家から設計図を盗み出し、それをもとにして「パースカ砲」をつくる。

パースカ砲は、廃車になったミゼットのライトの部分に砲身のような筒を仕込んだもの。これは子供っぽくていい。パースカ砲が撃ってくるのは泡。石鹸や洗剤の泡にしては細かいけど…。

メチャ太郎はパースカ砲を空き地の小山に据えて、大作たちを追い払う。大作くんは、ブースカにパースカ砲を潰させようとするのだが、戦争嫌いのブースカはなかなか言うことを聞かない。それでもなんとか、おやつで釣りだして、ブー冠をあたため、ブースカに電気を流すと、ブースカは本当に光線を吐くようになる。

ブースカを空き地に連れて行き、パースカ砲を浴びせられるが、「怪光線を使えばぼくが勝つけど、けんかのためには使えない」とぶつぶつつぶやいて、光線は出さない。

そこに、メチャ太郎のパースカ砲が、線路に引っかかって動けないという知らせが来た。電車が近づいているので猶予なし。画面で見ると、電車は京王線。新宿行きだ。ブースカは線路の上に座り込んで電車を止め、事故は起こらずにすんだ。

おなかがすいたといいながら、大作くんたちが家に帰るところでおしまい。


ブースカは、一切ケンカはしないという設定になってることが、これでわかった。のび太ひみつ道具を貸して、ケンカを助けているドラえもんとは違うのね。