マイティジャック 7話

「マイティジャック」7話、「月を見るな」


日本と国連が開発した原子力月ロケットがいきなり爆発。原因は、トップの技術者5人の誰かが敵の工作員だから。それを調べるために、源田とドクターとマリちゃんが技術者とその秘書というふりをして、月ロケットの開発チームに潜入する。

ロケットが爆発しているのに、すぐに2号機の打ち上げ準備ができているというのが、なぞ。Qは月ロケットごと、日本を水爆で蒸発させようとしているらしいが…、水爆があるんだったら、すぐに使えばいいんじゃないのか?

源田とマリちゃんが夜中に打ち上げセンターを見まわっていると、無人のトラックがロケットめがけて突っ込んでくる。走っているトラックに横から飛び乗れないのでは?しかもトラックを止められないので、並行して走っている車に源田が飛び移る。マリちゃんがトラックのタイヤを狙撃して、ロケットは間一髪無事だった。そんなすごいことができるのなら、最初からマリちゃんがトラックを撃てよ。

太平洋では、未確認の物体が飛んでくるので、MJ号が出動。怪しい船がいるので、MJ隊員が乗り込んでみると、船は無人で、MJ号の秘密を探っていた。船に残されたメッセージは「月を見るな」。

源田はQの工作員を見つけたが、たちまち自分が捕まって手錠で縛り付けられてしまう。そこに桂が現れて源田を救い出し、源田は助かった。一方ドクターは、ケガで入院中のアダムス博士こそQのスパイだと気がついた。しかもアダムズだけでなく、もうひとりの幹部もQのスパイ。

核燃料室に閉じ込められた、源田と研究所の佐伯博士はなんとか救出され、月ロケットの打ち上げ準備がはじまった。しかし、今度は、月に偽装したQの新兵器が登場。月そっくりの球体だ。外壁が壊れて出てきたのは、Qのスカイシップ。スカイシップは宇宙センターを攻撃してくるが、MJ号の消火弾で火災は鎮火。スカイシップもあっさりMJ号に始末された。

発射台から傾いた月ロケットは、MJ号に吊り上げられて、移動車に戻された。


この回、いろいろと詰め込みすぎ。誰がQのスパイなのかもよくわからないし。せっかくのスカイシップがあっさりやられすぎ。脚本は山田昌弘なのに、どうも出来はよろしくない。