林哲司・半田健人の昭和音楽堂 スタジオミュージシャン特集・ドラマー青山純さん

林哲司半田健人の昭和音楽堂」、「スタジオミュージシャン特集・ドラマー青山純さん」


今回の特集は、2013年12月3日に病気で亡くなったドラマー、青山純について。当然、自分には全然知らない人だが、アイドル、ポップス、ロック、フュージョンなど、いろいろなジャンルで活動していた人。

はじめに、またまた半田健人のニューアルバムからの曲「愛情物語」。これはほんとに70年代歌謡曲っぽい。

今日のリストはこれ。
M1 RIDE ON TIME /  山下達郎  (1980年・昭和55年)
M2 イチゴの誘惑 / 竹内まりや (1981年・昭和56年) 
M3 SUMMER EYES / 菊池桃子  (1984年・昭和59年) 
M4 TOMORROW / THE SQUARE(1980年・昭和55年)
M5 風立ちぬ / 松田聖子    (1981年・昭和56年)
M6 ペガサスの朝 / 五十嵐浩晃(1980年・昭和55年)

山下達郎との曲は、ドラマーとして青山純が初めて起用された曲。これは聞いたことある。名曲だ。

次の「イチゴの誘惑」「SUMMER EYES」は、ともに林哲司がからんだ曲。前の方はいかにも軽い感じ、後の方はモロにアイドルソング。しかし確かにドラムに同じ要素がある。半田健人は、ドラムの音は年単位でわかると言っている。

「TOMORROW」は、フュージョンバンドの曲(インストゥルメンタル)。ドラマの主題曲で、三浦友和山口百恵の交際がバレた時に流れていたという。主題曲のわりにはけっこう地味な曲。

林、半田の両氏いわく、ドラムは非常に個性が出る楽器で、加工がしにくいため、曲作りにおいて非常に重要なもの。ドラマーの選択は、曲の印象を大きく左右するので作曲家、編曲家とも、重視している。「風立ちぬ」は有名曲なので、さすがに知っている。「ペガサスの朝」は聞いたことがないが、軽快な曲。

スタジオ・ミュージシャンに注目するのは、曲作りに関係している人で、聞いている方はわからないから、解説つきで特集してくれたのはよかった。とはいえ、これだけ聞いても、ドラムの違いはそう簡単にはわからない。たくさん聞かないとしょうがない。