メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェン/交響曲第6番 イェウン・チェ、藤岡幸夫、広島交響楽団

モーツァルト:   歌劇「フィガロの結婚

メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲ホ短調

ベートーヴェン交響曲第6番「田園」


ヴァイオリン:イェウン・チェ

藤岡幸夫指揮、広島交響楽団広島国際会議場フェニックスホール、2014.5.11


このコンサートは、ヴァイオリン協奏曲が別の曲(誰のものかは忘れた)だったのが、メンコンに差し替え。演奏者の希望だそうな。ソリストは、1988年生まれの韓国人。先日の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」で、ブラームスの協奏曲を弾いていた人。アンネ=ゾフィー・ムターの秘蔵っ子らしい。

演奏はうまい。最初のうちはオーケストラと合っていないところがあったが、第1楽章の終わりくらいからはきちんと合っていた。テクニックもあり、華もある。そして美人。これは先々、売れるかも。女のヴァイオリニストが美人だらけなのは、何か理由があるのだろうか。

ベートーヴェンの田園は、あまり力を入れずにあっさりと演奏していた。それでも、第4楽章や第5楽章は、きちんと盛り上げていて、オケもよく鳴っていた。まあまあよい出来。藤岡幸夫は、ちゃんとオケを引っ張っていて、オーラのある人。

アンコールは、ヴァイオリンがバッハの無伴奏ソナタ第2番、オケがモーツァルトのディヴェルティメントK.136の終わりのところ。

客はかなり少なく、会場の6割くらいか。