UNDERWATER LOVE -おんなの河童-

「UNDERWATER LOVE -おんなの河童-」、正木佐和、梅澤嘉朗ほか出演、いまおかしんじ監督、ラピッド・アイ・ムービーズ、国映、インターフィルム、2011


正木佐和は、缶詰工場で働いているアラサーおねえさん。恋人と近々結婚することになっているのだが、そこになぜかかっぱが登場。かっぱ(梅澤喜朗)は、正木佐和の高校時代の同級生で、なぜかかっぱになっているのだ。

かっぱは、これもどういうわけか、缶詰工場にバイトで入ってくる。ついでに缶詰工場での正木佐和の同僚に一発食われてしまうかっぱくん。見たのはR-15版だが、元は成人映画なのだ。正木佐和の恋人もかっぱの存在に気づいて嫉妬心がめらめら。

ところが、死神からのお知らせで、正木佐和は明日までしか寿命がない。かっぱは、なんとか正木佐和を助けたいのだが、そのためには、正木佐和にもかっぱになってもらわないといけない。かっぱの頭に頼んで、正木佐和に尻子玉を入れてもらう。しかし死神が正木佐和を引き取りに来たので、かっぱくんが代わりに連れて行かれることに。

死んじゃったかっぱくんの体に正木佐和が挑んでみると、なんとかっぱくんは人間になっていた。しかし煙のように消えてしまう元かっぱくん。みんなはダンスを踊るのでした。


かっぱの着ぐるみというか、メイクはなんか変だが、見ていて楽しい。また、この映画はミュージカル仕立てになっているのだが、歌もダンスもはっきりいって下手。しかしそこに妙に味があり、いい雰囲気になっている。適当にエロ要素が入っているが、もともときれいな女優さんがエロく演じているわけではないので、抜けないところもいいポイント。

主演の正木佐和も、ちょっと西原理恵子がやせたような感じの女優だが、可愛げがあってよい。