私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 7話

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」7話、「モテないし、夏休みを満喫する」


一日ゲームとマンガに没頭できる夏休みのうれしさをかみしめる智子。外にはまったく出ず、部屋にこもるだけだが、何もしないままで6日間過ぎた時点で、さすがにこれはマズイと気がついてベッドで絶叫。隣室からは弟の「うるせえぞ」という声がするだけ。

外に出ようとしてネットを検索するが、やっぱり部屋でネットとゲームをするばかり。いかにもAmazonっぽいネット通販で、ウェブカムとヘッドセットを買い込み、生主になろうとする。しかしカメラに映った自分の顔をみて、これはネットには出せないとわかり、サングラスとマスクで変装して生放送をはじめる。

しかし画面のメッセージは、「何かおもしろいこと言え!」「早く早く!」というもので、開始数分で挫折。また元の生活に。

次に智子が見つけたのは、DVDについていた声優のミニ収録会のチケット。ネットで検索しているうちに、オカルトサイトにはまってしまい、他のことが何もできなくなる。トイレをがまんしてネットにハマっていると夜の3時。弟を起こしてトイレに付きあわせ、シャワーを浴びて、パンツを替えるからまってろと弟に命令。弟はあぜん。

翌日の声優イベント。行列に並んでみて声優がカッコイイのにワクワクするが、客はみんなセリフを言ってもらって録音する、のが目当て。智子は握手で手を差し出すが手汗が出ているのに呆然。セリフの録音タイムで、めちゃくちゃなセリフをいろいろ思いつくのだが、妄想がひどすぎてひどいセリフしか思いつかず、周りはドン引き。しかし、声優は嫌な顔ひとつせずこなしてくれるプロ。

智子は録音したセリフを編集して加工するのに夢中。ついでに自分のセリフも入れて、ミニドラマにしてしまうのだが、キモいドラマの内容は全部母親に聞かれてしまう。

弟は、小さかった頃に姉と仲良くしているビデオを母親がかけているのを見て、昔のことを思い出す。夜になって、智子が「一緒に花火しよう」というのを断るが、「アイスやるから、あたしが花火やるのを見てて」と言われて、言うことを聞いてやるのだった。


この回は、これまでの放送の中でも屈指の名作回。一人で花火をする智子の止め絵には涙が出てくる。声優握手会の実態もはじめてわかったし。この中で「7月ももう終わりか」と言っているが、現実の世界では8月が終わりかけ。もう21日かよ。