マリッジリング

「マリッジリング」、小橋めぐみ、保阪尚希ほか出演、七里圭監督、アートポート、2007

どうということはない映画だが、小橋めぐみが出ているので見た。この映画が2007年だから、28歳前後か。いまでも余裕でイケてる女優なので、この映画の時もとにかく可愛い。

ストーリーはかなりどうでもよく、OLの小橋めぐみが、新しく来た既婚者の課長＝保阪尚希と不倫しました、というだけのもの。しかし、小橋めぐみは、顔だけでなく、雰囲気、衣装ほか、全部がいい。最初に見たのは、大河ドラマ「徳川慶喜」だったと思うが、妖精みたいだった。ちょっと大人びてはいるが、スーパーきれいなことには変わりない。

ベッドシーンでは、一応胸は見せている。あまり大きくない胸だが、この女優だったらそれもあり。露骨にセックスの方向に関心をひくような女優とは違うのだ。胸を出すだけでも結構勇気がいっただろう。客にそういうふうに思わせるような感じ。ベッドシーンの雰囲気は、ちょいエロくらいで、あまり激しいことはしていないが、それでもいい。

はっきりいって、小橋めぐみを眺めている以外に特にポイントになるようなところはなく、保阪尚希もお相手という以上の存在意義はない。また、小橋めぐみも演技としてどうのこうのというところはない。まあ、小橋めぐみのプロモビデオみたいなもの。この人は、ちょっと年上の女優でいったら、緒川たまきとか、ああいうポジションに近いと思うが、あまり売れなくてもいいから、できるだけこの世界にとどまっていてほしいと思う。