電人ザボーガー 25話

電人ザボーガー」25話、「怪奇・忍者ロボット・ジャニン」


またまたいきなり変なメカが登場。人型ロボットの胴体部分に車輪がついていて、それが地面をズルズル動いてる・・・。だれが思いついたのか、おそろしい。「忍者ロボット・ジャニン」って、この名前、「忍者」を逆さ読みにしただけでは?何もかもピープロなクオリティ。

悪之宮博士がΣ大魔城をつくったのに対抗して、大門さんも、ザボーガー秘密基地をつくるつもりらしい。しかしいかにもカネはありそうなΣ団とは違って、大門さんはまるで警察の支援もないらしいし、そんな基地、どうやってつくるのか?まあ、大門さんが新田警部の家に下宿していて、場所がΣ団にバレバレというのはいくらなんでも都合が悪いので、新しいおうちが必要なのだろう。

大門さんの死んだ父親の友人だという博士が現れて、ザボーガー秘密基地を設計するのだが、その設計図を奪いに来るのが、ミスボーグとジャニン。ミスボーグは、大門さんにあっさり捕まってしまい、部屋に監禁されて、ロープで縛り付けられている。そういうプレイ?

ジャニンがミスボーグを助けに来るのだが、例の車輪を出して、ビルの壁を垂直に登ってる。物理法則はまるっきり無視だ。壁から部屋に入り込んだジャニンは、ザボーガーに外に蹴落とされてバラバラになってしまうのだが、バラバラになった部品がひとりでにくっついた!これもまったく謎のメカニズム。

まだ設計図を狙っているミスボーグのところに、いつもの秋月玄登場。遅いだろうとなじるミスボーグに、秋月玄は、大門さんの情報を持ってくる。酒屋のおやじが、大門さんの隠れ家にジュースを運んでいくのだが、その箱のなかに入っていた缶詰が勝手に合体して、ジャニンになった!これもどうなってるのか、まったく説明なし。むちゃくちゃだ。

そして、今回の見せ場は、やたらと長い大門さんと秋月玄の格闘戦。これ、ダムの滝を利用してやっているのだが、かなり危ない撮影。このシリーズはどう見ても危ない撮影が多いわー。大門さんと秋月玄の対決は引き分けで、秋月玄は変なバイクで去っていくのだが、ジャニンはどこに行ったの?いつのまにか消えてるんですが・・・。途中でブーメランカッターを投げつけられていたが、あれで死んだのか?強いのか弱いのか、よくわからない。まあ今回もおもしろかったからいいけど。