死亡遊戯

死亡遊戯」、ブルース・リー、ユン・ピョウ、ディーン・ジャガーほか出演、ロバート・クローズ監督、香港、アメリカ、1978

ひさしぶりに見た死亡遊戯。たまたまテレビをつけたらやっていたので見てしまった…。

ブルース・リー映画のくせに、なかなかブルース・リーが出てこないイラつく映画。まあユン・ピョウかっこいいけど、ブルース・リーの替え玉になっちゃうと、早くブルース・リー出せ!とついつい思うのだった。なにげにサモ・ハン・キンポーは出るし、バイクスタントはあるし、それなりに豪華。しかし、ブルース・リー目当ての人にはそんなのはあんまり関係ないのである。ブルース・リーは、バイクに乗って戦ったりしないし。

じらしプレイにいいかげん怒りが募ってきたころに、やっと出てくる塔の戦いの場面。これは最高にかっこいい。このトラックスーツを見るためにガマンしていたのだ。一番はやっぱりハキムとのバトル。ハキム、いったい身長いくつだよ。ブルース・リーはほとんどハキムの胸までしかないわ。

こんなお化けに勝てるわけ無いだろと思っているところに、じわじわハキムにダメージが来るところが、S気分満喫。ハキムはいい役だわ。ハキムの上の階にいる棒術使いは、これはこれでいいけど、なんでハキムの上がいるのか、いまいち納得いかない。

エンドクレジットにはそれまでのブルース・リー映画の場面がカットバックで映るので、涙がじわっとくるものがある。「ドラゴン怒りの鉄拳」が好き。これも子供の頃に初めて見た時は、日本人が悪役であまり好きではなかったのだが、何度も見るにつれて好きになっていったなあ。

トラックスーツほしいけど、ブルース・リーの体でないと似合わない衣装。自分には一生無理なのでざんねん。