坂道のアポロン 7話

坂道のアポロン」7話、「ナウズ・ザ・タイム」

千太郎とけんかして、食事もあまりできなくなった薫。薫におにぎりを渡す律子をクラスメートがひやかすが、薫が律子をかばう。しかし、薫はあいかわらず千太郎と口をきこうとしない。

千太郎は、松岡のバンドで練習を続けるが、心の引っ掛かりは消えない。千太郎が、律子の店にいくと、たまたま百合香が来ていた。店の地下のスタジオで、千太郎は百合香にキスしそうになるが、なぜかスタジオの奥には酔っ払った淳一がいた。百合香は逃げてしまい、千太郎は淳一を殴ってしまう。あちゃー。

文化祭の実行委員をクラスで決めることになり、薫と律子が推薦でえらばれる。文化祭の催し物の受付をしていると、千太郎がバンドの申し込みにやってくる。薫は、千太郎が淳一を殴ったことの詳細を聞きたいのだが、それを言い出せない。

文化祭当日、薫は百合香と出会い、キス事件のことを百合香の口から聞かされる。千太郎のバンドは、電源が切れてしまい途中で止まってしまう。薫は電源を修復しようとしているときに、千太郎が「このバンドは今日限りでやめる。相棒を待たせているから」と言っているのを聞く。

薫は、電気のとまった講堂で、場繋ぎのために「わたしのお気に入り」をピアノでひき、それに千太郎がドラムで合わせる。帰ろうとしてた生徒たちがまた集まってきて、講堂はふたりのジャム・セッションの場になっていく。



この回は、キス事件が入ったことと、文化祭のジャム・セッションで非常に盛り上がった。薫と千太郎のねじれた関係をこういうやり方で収拾するのはさすが。脚本家もそうだが、やっぱり原作の力だろう。ちゃんと音楽が入っているので、感動は倍増しだ。毎回目が離せない。